猫が水を飲まない原因は?飲ませる方法・脱水のサインと病院へ行く目安

未分類
  1. 猫が水を飲まない…大丈夫?
  2. 猫はもともと水をあまり飲まない?
  3. 普段の飲水量を知っておこう
  4. 猫が水を飲まない主な原因
    1. 1.ウェットフードから水分を取っている
    2. 2.水が新鮮ではない
    3. 3.水飲み場が気に入らない
    4. 4.水皿の形や材質が気に入らない
    5. 5.水の温度や種類が好みではない
    6. 6.環境の変化やストレス
    7. 7.口や歯に痛みがある
    8. 8.吐き気や体調不良
    9. 9.痛みやさまざまな病気
    10. 10.シニア猫で水飲み場まで行きにくい
  5. 「水を飲まない」だけでなく尿も確認する
  6. 猫は1日にどれくらい水が必要?
    1. 必要な水分量の目安
    2. ウェットフードを食べている猫は飲み水が少なく見えることがある
    3. 猫が何日水を飲まなかったら危険?
    4. 子猫は特に注意
    5. シニア猫や持病のある猫も注意
  7. 飲水量は「いつもとの違い」を見る
  8. 猫に水を飲んでもらう方法10選
    1. 1.水をこまめに交換する
    2. 2.水飲み場を複数作る
    3. 3.静かな場所にも水を置く
    4. 4.水皿の形を変えてみる
    5. 5.器の材質を変えてみる
    6. 6.水の温度を変えてみる
    7. 7.循環式の給水器を試す
    8. 8.ウェットフードを活用する
    9. 9.食事に水分を加える方法を獣医師に相談する
    10. 10.猫の好みを記録する
  9. 無理やり水を飲ませない
  10. 水分補給グッズだけに頼らない
  11. 猫の脱水症状で注意したいサイン
    1. 脱水が疑われるときに見られる変化
    2. 皮膚をつまむ方法だけで判断しない
  12. すぐ動物病院へ相談したい症状
  13. 特に「尿が出ない」場合は注意
  14. 子猫が水を飲まない場合
  15. シニア猫が水を飲まない場合
  16. 動物病院へ行くときに伝えたいこと
  17. 「何日飲まなかったら病院」だけで判断しない
  18. 猫が水を飲まないときのよくある質問
    1. 猫が水を飲まないけど元気です。大丈夫?
    2. 猫は何日水を飲まなくても大丈夫?
    3. ウェットフードを食べていれば水を飲まなくても大丈夫?
    4. 水に味を付けてもいい?
    5. 猫用の循環式給水器は効果がありますか?
    6. 水をシリンジで飲ませてもいい?
    7. 水を飲む量が急に増えた場合も病院へ行く?
  19. まとめ|猫が水を飲まないときは普段との違いを確認しよう
  20. 監修

猫が水を飲まない…大丈夫?

「うちの猫、ほとんど水を飲んでいない気がする」

猫と暮らしていると、水を飲む量が少なくて心配になることがあります。

猫が必要とする水分量は、体重だけでなく、ドライフード・ウェットフードなど食事から取っている水分、気温、活動量、健康状態などによっても変わります。

そのため、水皿から飲んだ量だけを見て「水分が足りない」と判断することはできません。

一方で、普段は水を飲んでいた猫が突然飲まなくなった場合や、食事からも十分な水分を取れていない場合には注意が必要です。

特に、

・ご飯も食べない
・何度も吐いている
・下痢が続いている
・ぐったりしている
・尿がほとんど出ていない
・何度もトイレに入るのに尿が出ない
・口の中が乾いているように見える
・普段と明らかに様子が違う

などの場合は、早めに動物病院へ相談してください。

この記事では、

・猫が水を飲まない主な原因
・猫に必要な水分について
・水分不足で注意したいサイン
・猫に水を飲んでもらうための工夫
・子猫やシニア猫で注意したいこと
・動物病院へ相談する目安

について分かりやすく解説します。

猫はもともと水をあまり飲まない?

猫は「水をあまり飲まない動物」といわれることがあります。

しかし、それを理由に水分摂取を気にしなくてよいわけではありません。

猫は飲み水だけでなく、食事からも水分を取っています。

例えば、ウェットフードを多く食べている猫では、ドライフード中心の猫と比べて水皿から飲む量が少なく見えることがあります。

大切なのは、飲み水だけではなく食事を含めた全体の水分摂取と、猫の体調・尿の状態を確認することです。

普段の飲水量を知っておこう

「今日は水を飲んでいない気がする」と感じても、普段どのくらい飲んでいるか分からなければ変化を判断しにくくなります。

可能であれば、

・水を交換した時間
・水皿へ入れた量
・残っている量
・尿の回数や量
・食べているフードの種類
・食欲
・体重

などを普段から確認しておきましょう。

多頭飼いでは、どの猫がどのくらい水を飲んだか分かりにくいことがあります。

必要に応じて水飲み場を複数設置したり、それぞれの猫の様子を個別に確認したりすると変化を把握しやすくなります。

※この記事は一般的な猫の健康情報を紹介するもので、診断や治療の代わりになるものではありません。猫の体調に異常がある場合は獣医師へ相談してください。

猫が水を飲まない主な原因

猫が水を飲まない理由は一つではありません。

食事から十分な水分を取っている場合もあれば、水の状態や食器が気に入らないケース、体調不良が関係しているケースもあります。

普段と比べて飲水量が変化していないかを見ることが大切です。

1.ウェットフードから水分を取っている

ウェットフードには多くの水分が含まれています。

そのため、ウェットフードを中心に食べている猫では、水皿から直接飲む量が少なく見えることがあります。

「水皿から飲んでいない=まったく水分を取っていない」とは限りません。

食事内容も含めて確認しましょう。

2.水が新鮮ではない

猫によっては、時間が経った水を嫌がることがあります。

水皿にフードや毛、ほこりなどが入っている場合も飲まなくなることがあります。

水はこまめに交換し、水皿も清潔に保ちましょう。

3.水飲み場が気に入らない

水皿を置いている場所が原因になることもあります。

例えば、

・人が頻繁に通る
・大きな音がする
・他の猫や犬が近くにいる
・トイレのすぐ近くにある

など、猫が落ち着けない場所では水を飲みたがらないことがあります。

静かで安心できる場所にも水を用意してみましょう。

4.水皿の形や材質が気に入らない

猫によって食器の好みがあります。

深い器を嫌がる猫もいれば、プラスチック・金属・陶器など材質によって反応が違うこともあります。

浅く広めの器など、違うタイプの水皿を試す方法があります。

5.水の温度や種類が好みではない

冷たい水を好む猫もいれば、常温に近い水を好む猫もいます。

また、流れている水に興味を示す猫もいます。

猫が安全に使用できる給水器などを利用し、好みを探してみる方法もあります。

6.環境の変化やストレス

猫は環境の変化に敏感です。

・引越し
・新しい家族が増えた
・新しい猫や犬を迎えた
・来客
・ペットホテル
・工事などの大きな音

などがきっかけとなり、食事や飲水行動が変化することがあります。

ただし、「ストレスだろう」と決めつけず、飲水量の低下が続く場合は体調にも注意してください。

7.口や歯に痛みがある

口内炎や歯などの問題によって、水を飲んだり食事をしたりすることを嫌がる場合があります。

・よだれが増えた
・口臭が強くなった
・食べようとしてやめる
・口元を気にする

などの変化がないか確認しましょう。

口の中を無理に確認しようとせず、異常が疑われる場合は動物病院へ相談してください。

8.吐き気や体調不良

吐き気や消化器の不調などによって、水や食事を取らなくなることがあります。

水を飲まないだけでなく、

・ご飯も食べない
・何度も吐く
・下痢をしている
・ぐったりしている

などの症状がある場合は注意が必要です。

9.痛みやさまざまな病気

体のどこかに痛みがある場合や、さまざまな病気によって普段の飲水行動が変化することがあります。

また、病気によっては逆に水を飲む量が増えることもあります。

「飲まない」だけでなく、普段より極端に水を飲むようになった場合も重要な変化です。

飲水量や尿量が明らかに変わった場合は獣医師へ相談しましょう。

10.シニア猫で水飲み場まで行きにくい

高齢の猫では、関節などの問題によって移動すること自体が負担になる場合があります。

水飲み場が遠い、階段の上にしかないなどの場合、飲みに行く回数が減る可能性があります。

猫が普段過ごしている場所の近くにも水を置き、無理なく飲める環境を作りましょう。

「水を飲まない」だけでなく尿も確認する

飲水量を確認するときは、トイレの状態も一緒に見ましょう。

・尿の回数が極端に減った
・尿の量が普段より少ない
・何度もトイレへ行く
・排尿時に鳴く
・トイレで力んでいるのに尿が出ない

などの変化には注意が必要です。

特に、何度もトイレへ行っているのに尿がほとんど出ない状態は、尿道閉塞など緊急性の高い問題の可能性があります。

このような場合は「水を飲ませて様子を見よう」とせず、速やかに動物病院へ相談してください。

猫は1日にどれくらい水が必要?

猫に必要な水分量は、体重・年齢・食事内容・気温・活動量・健康状態などによって異なります。

そのため、「毎日必ず○mL飲まなければならない」と一律に考えることはできません。

また、猫は水皿から飲む水だけでなく、ウェットフードなどの食事からも水分を取っています。

大切なのは、飲み水だけを見るのではなく、食事を含めた1日の水分摂取全体を考えることです。

必要な水分量の目安

猫の1日の総水分必要量については、一般的な目安として体重1kgあたり約40〜60mL程度が使われることがあります。

例えば単純計算すると、

・体重2kg:約80〜120mL
・体重3kg:約120〜180mL
・体重4kg:約160〜240mL
・体重5kg:約200〜300mL

程度が一つの目安になります。

ただし、これは水皿から直接飲まなければならない量ではありません。

食事に含まれる水分なども含めた総水分量として考えます。

猫によって必要量は異なるため、実際の水分管理について不安がある場合は獣医師へ相談してください。

ウェットフードを食べている猫は飲み水が少なく見えることがある

ウェットフードには多くの水分が含まれています。

そのため、ウェットフードを中心に食べている猫では、水皿から飲む量が少なくても食事から水分を摂取していることがあります。

反対にドライフード中心の場合は、食事から摂取できる水分量が少ないため、飲み水からの水分摂取がより重要になります。

猫が何日水を飲まなかったら危険?

「猫は何日水を飲まなくても大丈夫?」という疑問を持つ方もいますが、何日までなら安全という基準で判断するのは危険です。

水分を取れない状態では脱水が進む可能性があり、猫の年齢・体格・気温・食事・嘔吐や下痢の有無などによって状態の悪化する速度も異なります。

特に、水を飲まないことに加えて、

・ご飯も食べない
・何度も吐く
・水を飲んでも吐いてしまう
・激しい下痢をしている
・ぐったりしている
・尿がほとんど出ていない

などがある場合は、「あと何日待てるか」と考えず早めに動物病院へ相談してください。

子猫は特に注意

子猫は体が小さいため、水分を十分に取れない状態や嘔吐・下痢などの影響を受けやすくなります。

月齢の低い子猫が水分を取れず、食欲もない、元気がない、嘔吐や下痢をしている場合は、長時間自己判断で様子を見ず動物病院へ相談してください。

シニア猫や持病のある猫も注意

高齢の猫や持病のある猫では、水分摂取量の変化が健康状態の変化と関係している場合があります。

「最近ほとんど水を飲まなくなった」だけでなく、「以前より異常に水を飲むようになった」という変化にも注意しましょう。

飲水量や尿量が普段と大きく変わった場合は、かかりつけの獣医師へ相談してください。

飲水量は「いつもとの違い」を見る

必要な水分量には個体差があります。

そのため、数字だけを見るよりも、

・以前より飲まなくなった
・急に大量の水を飲むようになった
・尿量が大きく変化した
・食欲も低下した
・体重が減ってきた

など、普段との変化を確認することが重要です。

日頃から水を交換するときに大まかな飲水量やトイレの状態を確認しておくと、異変に気づきやすくなります。

猫に水を飲んでもらう方法10選

猫があまり水を飲まない場合は、水の置き場所や器などを工夫することで飲水量が増えることがあります。

ただし、普段は飲んでいた猫が突然水を飲まなくなった場合や、食欲低下・嘔吐・下痢・元気消失などがある場合は、飲ませ方を工夫するだけで長時間様子を見ず、動物病院へ相談してください。

1.水をこまめに交換する

猫によっては、時間が経った水より新鮮な水を好むことがあります。

水に毛やフード、ほこりなどが入っていないか確認し、清潔な水を用意しましょう。

水皿自体も定期的に洗って清潔に保ちます。

2.水飲み場を複数作る

水皿を1か所だけに置くのではなく、猫がよく過ごす場所に複数設置してみましょう。

例えば、

・リビング
・寝床の近く
・よく遊ぶ部屋
・廊下

など、猫が自然に通る場所へ置く方法があります。

特にシニア猫では、水飲み場までの移動距離を短くすることも大切です。

3.静かな場所にも水を置く

人が頻繁に通る場所や大きな音がする場所では、落ち着いて水を飲めない猫もいます。

猫が安心して過ごせる静かな場所にも水皿を用意してみましょう。

4.水皿の形を変えてみる

器の形によって飲みやすさが変わることがあります。

深い器を嫌がる猫の場合は、浅く広めの器を試す方法があります。

猫のひげが器の縁に触れにくい形を好む場合もあります。

5.器の材質を変えてみる

プラスチック・ステンレス・陶器・ガラスなど、水皿にはさまざまな材質があります。

猫によって好みが違うため、現在の器であまり飲まない場合は別の材質を試してみてもよいでしょう。

どの器を使う場合でも、こまめに洗って清潔に保つことが大切です。

6.水の温度を変えてみる

冷たい水を好む猫もいれば、常温に近い水を好む猫もいます。

極端に熱い水や冷たい水を無理に与えるのではなく、猫が好む温度を探してみましょう。

7.循環式の給水器を試す

流れる水に興味を示す猫もいます。

そのような猫では、猫用の循環式給水器を使用することで水を飲む機会が増える場合があります。

ただし、給水器はフィルター交換や本体の洗浄など、製品の説明に従って衛生的に管理してください。

8.ウェットフードを活用する

ウェットフードには水分が多く含まれているため、食事から水分を取る方法の一つになります。

ただし、療法食を使用している猫や持病のある猫では、食事内容を自己判断で変更せず獣医師へ相談してください。

9.食事に水分を加える方法を獣医師に相談する

猫によっては、ウェットフードなどに少量の水を加えることで水分摂取量を増やせる場合があります。

しかし、食事の好みや健康状態によって適切な方法は異なります。

特に持病がある猫や療法食を使用している猫では、事前に獣医師へ相談しましょう。

10.猫の好みを記録する

どの水皿を使ったときによく飲んだのか、どの場所を好んでいるのかなどを記録してみましょう。

例えば、

・陶器の器ではよく飲む
・寝床の近くだと飲む
・流れる水を好む
・常温の水を好む

など、その猫なりの好みが分かってくることがあります。

猫が自然に水を飲める環境を作ることが大切です。

無理やり水を飲ませない

水を飲まないからといって、自己判断でシリンジなどを使って大量の水を無理に口へ流し込むことは避けましょう。

誤嚥などにつながる可能性があります。

自力で十分な水分を取れない状態では、家庭で無理に飲ませるより動物病院で適切な処置が必要になることがあります。

水分補給グッズだけに頼らない

給水器や水皿を変更することは、猫が水を飲みやすい環境を作るための選択肢です。

しかし、突然水を飲まなくなった猫に対して、給水器を購入して何日も様子を見るという対応が適切とは限りません。

普段との違いが大きい場合や、食欲・元気・排泄にも異常がある場合は、まず猫の健康状態を確認することを優先しましょう。

猫の脱水症状で注意したいサイン

猫が十分な水分を取れない状態が続いたり、嘔吐や下痢によって多くの水分を失ったりすると、脱水につながる可能性があります。

脱水の程度を家庭だけで正確に判断することは難しいため、普段との違いを確認することが重要です。

脱水が疑われるときに見られる変化

次のような変化がないか確認しましょう。

・元気がなく、ぐったりしている
・食欲が低下している
・水をほとんど飲まない
・口の中や歯ぐきが乾いているように見える
・尿の量が普段より少ない
・嘔吐や下痢を繰り返している
・目がいつもと違って見える
・動きが鈍くなっている

これらの症状があるから必ず脱水しているとは限りませんが、体調不良のサインとして注意が必要です。

皮膚をつまむ方法だけで判断しない

猫の脱水について、「首や背中の皮膚をつまんで戻る速度を見る」という方法を聞いたことがある方もいるでしょう。

しかし、皮膚の状態は年齢や体格などによっても異なるため、この方法だけで脱水の有無や程度を正確に判断することはできません。

気になる症状がある場合は、家庭でのチェックだけに頼らず獣医師へ相談してください。

すぐ動物病院へ相談したい症状

水を飲まないことに加えて、次のような状態がある場合は早めに動物病院へ相談してください。

・ぐったりして反応が弱い
・ご飯もまったく食べない
・何度も嘔吐している
・水を飲んでも吐いてしまう
・激しい下痢を繰り返している
・尿がほとんど出ていない
・何度もトイレへ行くのに尿が出ない
・呼吸が普段と明らかに違う
・ふらついている
・意識状態がおかしい
・強い痛みが疑われる

症状が強い場合は、夜間や休診日でも救急動物病院への相談を検討してください。

特に「尿が出ない」場合は注意

猫が何度もトイレへ行って力んでいるのに尿が出ない、または数滴しか出ない場合は注意が必要です。

尿道が閉塞している場合、緊急の治療が必要になることがあります。

特にオス猫では尿道閉塞が起こることがあります。

「水を飲んでいないから尿が少ないだけ」と自己判断せず、排尿しようとしているのに出ない場合は速やかに動物病院へ相談してください。

子猫が水を飲まない場合

月齢の低い子猫は体が小さく、十分な水分を取れない状態や嘔吐・下痢などの影響を受けやすいため注意が必要です。

特に、

・ご飯も食べない
・元気がない
・嘔吐や下痢がある
・体が冷たい
・ふらついている
・水分をほとんど取れていない

などの場合は、長時間様子を見ず早めに動物病院へ相談してください。

シニア猫が水を飲まない場合

高齢の猫では、口や歯の問題、移動の負担、さまざまな病気などが飲水行動に影響することがあります。

水を飲む量だけでなく、

・食欲
・体重
・尿量
・活動量
・嘔吐
・下痢

などに変化がないか確認しましょう。

逆に、以前より大量の水を飲むようになった場合も健康状態の変化を示している可能性があります。

動物病院へ行くときに伝えたいこと

受診するときは、できる範囲で次の情報をまとめておきましょう。

・いつから水を飲まなくなったか
・普段と比べてどの程度減ったか
・食事を取れているか
・ドライフードかウェットフードか
・嘔吐や下痢があるか
・尿の回数や量
・体重の変化
・現在使用している薬
・持病の有無
・最近の生活環境の変化

多頭飼いの場合は、どの猫が水を飲んでいるのか分かりにくいこともあります。

可能な範囲で個別の飲水・食事・排泄状況を確認しておくと、診察時の情報として役立ちます。

「何日飲まなかったら病院」だけで判断しない

水分不足による影響は、猫の年齢・体格・食事内容・健康状態・気温・嘔吐や下痢の有無などによって異なります。

そのため、「○日までは大丈夫」という日数だけで判断するのは避けましょう。

普段より明らかに水分摂取が減っているうえに、食欲や元気、排泄にも変化がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。

猫が水を飲まないときのよくある質問

猫が水を飲まないけど元気です。大丈夫?

元気に見えていても、普段と比べて明らかに水を飲む量が減っている場合は注意して観察しましょう。

ウェットフードを食べている猫では、食事から多くの水分を取っているため、水皿から飲む量が少なく見えることがあります。

食事内容だけでなく、尿の回数や量、食欲、体重なども確認してください。

猫は何日水を飲まなくても大丈夫?

「○日なら大丈夫」と一律に判断することはできません。

猫の年齢・体格・食事内容・健康状態・気温などによって必要な水分量は異なります。

特に、ご飯も食べない、嘔吐や下痢をしている、ぐったりしているなどの場合は、日数だけで判断せず早めに動物病院へ相談してください。

ウェットフードを食べていれば水を飲まなくても大丈夫?

ウェットフードから水分を取ることはできますが、それだけで必要な水分を必ず満たせるとは限りません。

いつでも新鮮な水を飲める環境を用意しておきましょう。

水に味を付けてもいい?

自己判断で人間用のスープ、牛乳、スポーツドリンクなどを加えることは避けましょう。

塩分や糖分、猫に適さない成分が含まれている可能性があります。

水分摂取を増やすために何かを加えたい場合は、獣医師へ相談してください。

猫用の循環式給水器は効果がありますか?

流れる水を好む猫では、循環式給水器に興味を示すことがあります。

ただし、すべての猫が好むわけではありません。

使用する場合は、フィルター交換や本体の洗浄などを適切に行い、衛生状態を保ちましょう。

水をシリンジで飲ませてもいい?

自己判断で大量の水を無理に口へ流し込むことは避けてください。

誤嚥などにつながる可能性があります。

自力で十分な水分を取れない状態の場合は、動物病院へ相談してください。

水を飲む量が急に増えた場合も病院へ行く?

飲まなくなるだけでなく、以前と比べて明らかに大量の水を飲むようになった場合も重要な変化です。

尿量の増加、体重減少、食欲の変化などがないか確認し、飲水量が明らかに増えた状態が続く場合は獣医師へ相談しましょう。

まとめ|猫が水を飲まないときは普段との違いを確認しよう

猫が水を飲まないように見える理由には、ウェットフードから水分を取っている、水や食器が気に入らない、水飲み場が落ち着かないなど、さまざまなものがあります。

一方で、口や歯の痛み、吐き気、その他の体調不良によって水を飲まなくなっている場合もあります。

まずは、

・普段より飲水量が減っていないか
・ご飯を食べているか
・尿が正常に出ているか
・嘔吐や下痢がないか
・元気があるか
・体重が変化していないか

を確認しましょう。

水を飲みやすくするためには、水をこまめに交換する、水飲み場を増やす、器を変える、ウェットフードを活用するなどの方法があります。

ただし、突然水を飲まなくなった場合や、食欲・元気・排泄にも異常がある場合は、家庭での工夫だけで長時間様子を見続けないことが大切です。

特に、何度もトイレへ行くのに尿が出ない、ぐったりしている、何度も吐いている、水分をほとんど取れないなどの場合は、速やかに動物病院へ相談してください。

※この記事は一般的な猫の健康・飼育情報を紹介するものであり、獣医師による診断・治療の代わりになるものではありません。猫の体調に異常がある場合は獣医師へご相談ください。


監修

猫捜索のニャン吉 代表 原 良太

迷子猫の捜索・保護活動における現場経験をもとに、猫の飼育・安全管理に関する内容を確認しています。

公式サイト:
https://www.nankich222.com/

※医療・診断・治療に関する内容は獣医師による診察に代わるものではありません。

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